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アトピー性皮膚炎の治療について(5) [アトピー性皮膚炎]

少し間が空いてしまいましたが、続きです。


皮膚科の先生からいただいた薬の効果は絶大でした。

塗り薬を塗った箇所は徐々に炎症が消え、
ステロイド薬のような皮膚の収縮作用も
起こっていませんでした。

飲み薬の効果は直ちに分かるものはありませんでしたが、
デトックスの効果が得られるという話も伺っていたため、
継続して飲み続けることにしました。
漢方なのか詳しくはわかりませんでしたが、
非常に香りの強い、飲み辛い薬であったことを記憶しています。

また、錠剤の抗アレルギー剤の名称は「ebastine」
明記されていて、日本で言う「エバスチン」なのかな?
とも思いましたが、この薬の効果も絶大でした。

飲み薬と塗り薬を使いはじめてからは、
皮膚炎の症状は徐々に落ち着いてきました。

かなりひどかった傷も消え、
また自信を持って生活できる日々へと戻りました。
この頃は学生生活もアルバイトも恋愛関連も絶好調で、
体力的にも消耗することなく充実した生活を過ごしていたと思います。

ところが、2005年に入ってすぐ、
ちょうど飲み薬が切れかけてきた頃から、
少しづつ、本当に少しづつですが皮膚炎が戻りはじめてきました。

足の皮膚炎はそれほど悪化することはありませんでしたが、
二の腕のあたりには、ほんの小さな湿疹が生まれ、
それが徐々に広がっていきました。

この頃は私生活で少し面倒なことが生じていたため、
そのストレスによって発生したのかと考えていました。

幸い、塗り薬は残っていたので、
それを塗って日々を過ごすことにしました。
この頃、意外な箇所が炎症にかかりはじめます。

それは…指先。

右手の人差し指、中指、左手の中指、薬指と炎症ができてしまい、
これには本当に悩まされました。
1年半から2年ぐらいでしょうか。

仕方がないので、上海でもらった塗り薬を
炎症のある場所に塗り、
その上に小さく、正方形もしくは長方形に
小さくカットしたリント布を乗せ、
最後にテープで貼り付けて固定して傷を治していました。

でも、ちょっとした水仕事をすると
濡れてダメになってしまうため、
傷ができた指には指サックをはめたり、
ビニールをかぶせたりしていました。

これが本当に面倒で、
かつ人にも見られる位置であったため
精神的には辛かったです。

今のひどい状況から振り返ると、
指だけで良かったと思えるところもあるのですが。

続きます。


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