皮膚炎を治すためのサプリメント活用方法(2) [アトピー性皮膚炎]
前回の記事ではサプリメントの活用方法を紹介するにあたって、
自身の経験を長々と書き連ねたため、
肝心のサプリメントの紹介ができなかった。
アトピー性皮膚炎を落ち着かせるために紹介されているサプリメントは
ネット上でも多くの情報が飛び交っており、取捨選択を迫られている人も多くいると思うが、
ここでは、実際に自分が飲んでみて、効果があったと言えるものを紹介していく。
勿論、ネットワークビジネスなどで購入するようなものではなく、広く市販されているものに限った。
その理由は、常用したいものが高額だと、続けたくても続けられない、という自分の経験があるからだ。
もちろん、人によって合う・合わないがあるため、慎重に飲んでいってほしい。
1.ビタミンC
実は、ビタミンCは皮膚炎が悪化するずっと前から飲み続けていた。
きっかけは、イベントで知り合ったコンパニオンの女性との会話で
「日焼けした時はとにかくビタミンCの錠剤を摂るに限る」
という話題が上がったからだ。
その子が言うには、
「赤みやシミが抑えられるから」
ということだったが、後で調べてみると、皮膚の再生を促すほか、
かゆみを抑える働きもあるとのことで、
悪化してからはしっかりと飲むようにしている。
ネイチャーメイドのビタミンCは、周りに飲んでいる人も多い。
また、ボトルタイプでデザインが硬派なのも好きなポイント。
2.ミネラル
皮膚は再生と修復のプロセスを繰り返す間に、
体内で大量のミネラルを消費しているため、
それを補う目的で飲んでいる。
3.ビタミンB群
これも、皮膚を正常な状態に持っていくために必要な栄養素のひとつだ。
欠けてしまうと皮膚が過敏になり、
ちょっとした刺激で湿疹が生まれてしまう。
また、皮膚炎の他、口内炎の発生を抑えてくれる働きも持つため、
口内炎ができやすい人はぜひ飲んで欲しい。
4.クエン酸アミノ酸
これを飲み始めたのは、山登りがきっかけだった。
長時間歩いて頂上へと向かう山登りでは、
筋肉が可視できないレベルで傷つき、疲労が蓄積されていく。
その疲労を回復させるため,筋肉の痛みを補うために
すすめられているのがクエン酸アミノ酸だ。
あまり知られていないかもしれないが、
アミノ酸は前に述べた効果以外に、皮膚への保湿効果がある。
疲れもとれて乾燥肌も治せるとなれば摂るしかない。
自分はこの錠剤を数時間に一度、4錠ほどをまとめて飲んでいる。
また、皮膚への影響とは別の経験として、
自分はアミノ酸シャンプーを使っているが、
使い始めてからは髪の毛のツヤが驚くほどキレイになった。
5.ビオフェルミン
腸内環境を整えるために飲んでいる。
乳酸菌の効果は人によってさまざまであるが、
自分は飲み始めてから体調や便通があきらかに良くなったため、
いまでは欠かせないサプリメントのひとつだ。
6.ビオチン
これは祖母が教えてくれた。
炎症が抑えられるほか、代謝を良くしてくれる。
(ビオフェルミンと効能がかぶる説を聞いたため、最近は飲んでいない。)
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7.ハチミツのタブレット
ビオフェルミン同様、腸内環境を良くしてくれる。
これも山登りの時に人から教えてもらって以来、移動時に飲んでいる。
(アウトドアショップ等で購入可能。Amazonでもさすがに取り扱いがない…)
自分の場合、皮膚炎だけにアンテナを張っていたら
クエン酸やハチミツのタブレットには出会えなかっただけに、
この知識には救われた。
ちなみに、腸内環境の重要性については
自分がレビューを投稿した下記の書籍も参考にしていただければ嬉しい。
自分はこの本を読んだ後あらためて、よく噛むクセづけと食事の仕方を修正した。
「腸をダメにする習慣、鍛える習慣」腸内細菌を活性化させて毎日を健康的に過ごそう!(ブクペまとめ)
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さて、かなりの数のサプリメントを飲んでいるが、
こうしてサプリメントを沢山飲んでいることをアピールすると
よく言われるのがこういうセリフだ。
「サプリメントは気休め」
「サプリメントで補える栄養素よりも実際の食物から得られる栄養素の方が良い」
「サプリメントは臓器に負担をかけるから良くない」
ちゃんちゃらおかしい。
心配する順番が間違っている。
飲んでみて、まず自分への効能があるか、そして効能があるのであれば、
しっかりと摂取して皮膚炎を落ち着かせてからそういう発言をして欲しい。
とくに皮膚炎の人は、自分の経験上、ひとたび症状が悪化するとすぐに食事を抜く。
悪化して満足に料理や買い物ができない...という意見もあるかも知れないが、
実際に抜くと調子が良くなることがままあるため、何となく食事の回数を減らす。
すると、体内の栄養素が知らない間にゴッソリと消費されてしまう。
栄養素が不足するということは、
皮膚の症状や傷そのものが修復されず、
いっそうの悪化や症状の長期化へと結びつく。
ずぼらだった自分も何度となくこの悪癖に苛まれたが、
そんな自分のダメなところを直していくよりも先に、
アウトソーシングできるものはアウトソーシングしてしまうに限る、と決断した。
自分がお弁当の宅配サービスを活用しはじめたのは、
そういう癖から逃れるための自分なりのアイディアだった。
その結果、体調がばらつくことは少しづつ減った。
ちなみに、どのように食事を変えていったかについては
改めてこのブログ上で書き記していきたいと思うので、
またブログを参考にしていただければ嬉しい。
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皮膚炎を治すためのサプリメント活用方法(1) [アトピー性皮膚炎]
ひとつの体験を書いてみたい。
次に悩みの種となるのが日常生活への支障だ。
こと、食事については医師からも食べ物の制限を促されたり
ネット上の情報に基づいて自分で取捨選択をしていると、
おのずと食べられるものの幅が狭くなってしまう。
前回は甘いもの(糖分)について書いたが、
自分は白米や麺類を摂取する量にも気を使っている。
きっかけは家系に糖尿病を患った人間がいたためだ。
自分は別に糖尿病ではないが、昨年の冬、仕事が立て込んでおり、
そのストレスを解消するために、
昼食や夕食で白米を最低2杯はお代わりし、
間食としてチョコレートや飴をひっきりなしに食べていた。
朝起きると、左足の親指の付け根に鈍い痛みを感じた。
朝の支度をしている時はそれほど強くなかった痛みが、
午後になると骨折をしたかのような激痛となり、
ずるずると足を引きずりながら移動することになってしまった。
ひとつは「痛風」だ。
足の指が痛みだすのは痛風の症状として代表的で、
検索したときは自分がそんな病気にかかるなんて…と
顔が青ざめたことを憶えている。
それが成人病の代表格とも言える『糖尿病』だ。
これも足の痛みが兆しとして挙げられているほか、
喉が猛烈に渇く、頻尿、だるくなるなど、
思い当たる症状がいくつかあった。
上に書いたような食事を毎日続けた結果、
「痛風や糖尿病にかかったのでは…」
と不安になり、その不安から皮膚炎も悪化した。
ほかの部位が痛むこともなく過ぎたため、
病気についての心配は杞憂に終わったが、
今にして思えば、これが食事内容を変えていくひとつのきっかけとなった。
(続く)
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アトピー性皮膚炎の患者が携えねばならぬものとは [アトピー性皮膚炎]
時折、こんなお話をうかがう機会があります。
「食べ物の制限などはされていますか?」
『甘いものや白米を控えるようにしてはいるんですが…(沈黙)』
「…ですが…?」
『やっぱり、良くなってくると食べたくなって食べちゃうんですよね。(笑)』
あなたの身の回りにも居ませんか、こんな方。
僕はこういう方とお話をしていると、
顔には出しませんが心底ガッカリします。
こういう方は、自宅が火事になっている時に
水の代わりに灯油を撒いているようなものです。
例えば、桃アレルギーの人がいます。
桃アレルギーの方は、桃そのものはもとより、
桃の果汁入りの飲み物や、お菓子も避けないといけません。
万が一口にしてしまった場合、じんましん、かゆみ、呼吸の乱れなど
様々なアレルギー症状に悩まされることになります。
そばアレルギーの方は、そばを避けることはもとより
「調理の際にそばを茹でたお湯が使われていないか」
まで気にしなければならない方もいます。
昨年の12月には、東京都調布市の小学校で、
給食のチーズ入りチヂミを食べた生徒が死亡するという、
嘆かわしい事故も発生しています。
給食でちぢみを食べた女児、死亡 アレルギーか(マイナビニュース)
アトピー性皮膚炎に悩んでいる方が
なぜ甘いものを控えるように薦められるというと、
甘いものを摂取すると脳からかゆみを生じさせる
物質が分泌されるからです。
かゆみといえば、皮膚炎を抱えている上で
一番の天敵ではないでしょうか。
甘いものを食べることは、その天敵を
自ら呼び寄せていることになるのです。
アトピー性皮膚炎は、他のアレルギーと同様に、
何かを控え続けてこそ得られる結果があります。
控えなければいけないものを、ネットや第三者が
情報として発信してくれているのにもかかわらず
控えられないということは、
それはもう自分を律することができない、
自身の精神的な弱さの問題になってきます。
「アトピーは甘え」のような言説が唱えられ続ける原因のひとつは、
こうした患者の方が少なからず存在しているからではないでしょうか。
そうは言っても、
「先生があまりに極端な食事制限をするとストレスになる、
と言うから食べることもある」
と仰る方もいます。
けれど、個人的にはそれに甘えてはいけない気がするのです。
食物アレルギーの人は、その抗原を避けて生活をしていく人もいます。
アトピー性皮膚炎の患者は、そばや桃のように
死に至ることがないけれど、かゆみや傷の痛みで
耐え難い辛さや死に至るような絶望感を味わう瞬間もあるはずです。
ちょっと良くなったらその辛さを忘れて、
食べ控えることを止めてしまって
かゆみが出て逆戻り、なんて、笑うに笑えません。
甘いもの断ちを嫌がる人もいますが、
止めただけで絶望から逃れられるのなら
これほど容易いことはないとも思うのですが。
目指すは『自律』
律した先に、未来がちょっとずつ積み重なっていくのではないでしょうか。
【iTunes】tofubeatsの「lost decade」が期間限定でセール中! [音楽]
久しぶりの音楽ネタです。
皆さん、「tofubeats」というアーティストをご存知ですか?
1990年(平成2年)生まれのトラックメイカー。
インターネット上で自作の音源公開や
アーティストへの楽曲提供などを行っています。
彼が取り上げられる理由として、
「平成生まれ」
「ネットを活用したプロモーション活動」
「ジャンルを問わない・跨いだ楽曲制作」
などが挙げられます。
実際にそのサウンドを聴いてみると、
凝り固まっていない、自由感あふれる
サウンドクリエイションを伺い知ることができます。
そんな彼の初のオリジナルアルバムである「lost decade」が、
iTunes Music Storeにて期間限定でセール販売されています。
tofubeats
ジャンル: J-Pop
リリース日: 2013-04-24
価格: 600円
posted with sticky on 2013.9.18
通常価格「1,500円」が、なんと「600円」
太っ腹な割引き価格に、私も思わずダウンロードしてしまいました。(笑)
最近手持ちの曲に手持ち無沙汰感を感じている方は、
この機会にぜひダウンロードして
新しい音楽ジャンルを開拓してしまいましょう。