性による職種差別の実態は…? [就職活動・再入学]
職場における性差別、ってなんなんでしょうね。
今日はとある派遣会社の登録へ行ってきました。
またいずれ書きますが、
今まではコールセンターを中心に仕事をしてきたので、
正直別の仕事もしたくなっていました。
別のスキルを身につけたくなっていたのです。
なので、今回は『一般事務』に応募しました。
暗黙の了解だと思いますが、事務は基本的に女性が採用されやすく、
男性は採用されにくい、と言われています。
今年の5月にも、大阪の男性が男性である事を理由に採用を断られ、
その男性が提訴をするという出来事がありました。
(参考)
就職性差別:大阪の男性が提訴 派遣会社に賠償求める-話題:MSN毎日インタラクティブ
それが本当なのかどうなのか、身を持って確かめてみたかったのです。
実際、仕事の内容も単なる事務ではなく、
営業的な要素も含まれていたので、
男性が活躍できないような場ではないと思っていました。
で。
受けました。
話を聞きました。
ある程度話を進めた段階で、こんな言葉が面接者の口から告げられました。
「…今回のお仕事ですが、事務職でもあり比較的多数の方々、
”女性の方々”からもご応募を頂いておりますので…
選考の結果お断わりさせて頂く場合もあります。」
この瞬間、僕の中には、
「あ、採用する気無いな。」
という考えが浮かびました。
僕自身も電話での勧奨中に自らこういう文言を口にする場面があるので、
非常に遠回しではありますが、採用されないよ、という答えを
もらったような気がしました。
そして聞いてもいないのに別の仕事を紹介してきやがりました(笑)。
それにしても、なぜ事務系の仕事は女性が採用されやすいのでしょうか。
これは、一般的な企業における、
「総合職」「一般職」
の2つに分ける制度とそう大差無いように思えます。
事務(=一般職)は女性、営業(=総合職)は男性。
でも、こういう考え方って立派な性差別なんですよね。
うちの彼女さんは、以前は総合職でバリバリ仕事をしていたので
それほど性差別には実感が湧かないみたいですが、
友達の中にはやり甲斐を感じられず、退職しようかどうか迷うコもいるみたいです。
これは非常にもったいない。
それで当の本人が総合職を希望しだしたら上は煙たがるんだろ?
やりたいことが出来ない、やらせてあげられないって何なんだろう。
というか、そんな場所にいて楽しいのか。幸せなのか。
ないものねだりな人もきっといると思う。
でも、自分の得意・不得意が分かってる人にとって、
やりたいことが出来ないのは辛いよ。
太ってるのにパリコレの細い服を着てモデルやれ、って
言われているようなもんです。
ちょっと違うか。。。(笑)
マイペースでいけよ、って言う人がいる。
世間並みに働いてみろよ、って言う人がいる。
どちらも正しいからこそ、
そうしたい自分とそうしたくない自分がせめぎあっているんだ。
入社か?辞退か?その結論は… [就職活動・再入学]
6月1日の夜、連絡が来ました。
『無事採用です。』
メールで。
最近メールによる連絡が増えているとはいえ、
こういった大切な事は電話で伝えるべきではないのか…?
変なところで不信感が生まれます。
この会社、大切な連絡を全てメールで送信してきています。
メールサーバの障害などで消滅や遅延が起きたらどうするつもりなのでしょう?
なんてことはさておき。
メールを見てから、ずいぶん悩みました。
面接でのやり取りが、何度も頭の中を駆け巡ります。
(…大学に行くための数ヶ月の間…)
(そのために行きたくもない場所で、したくもない仕事をするのか…)
(…というか、僕はなぜこの仕事をするのだ…?)
今までのバイトの経験がその企業に認められ、
本来はアルバイトの応募に行ったのですが、
その時に社員として迎え入れられる事を告げられ、
それからずっと筆記試験や面接をこなしていました。
アルバイトでは評価されることの多かった自分。
彼女さんは、こう言いました。
『あなたはその仕事が好きなのではなくて、
人に評価されることが空きなのよ。』
そうなのか…
そうなんだろうか…
構って欲しがるタイプの自分としては、少々納得できる話ではあります。
もし、評価をしてもらうのならば、やはり好きな事をした上でして欲しい。
そういう結論が出ました。
相手が大切な事を連絡してくるのであれば、こちらもそうしよう。
少し大人気ないですが、メールにて辞退を連絡し、
結局この採用の話はこれで無かったことになりました。
少し後ろ髪を惹かれる気持ちもあります。
甘えているのではないか?と思う自分もいます。
同年代の友人達と違う自分に対しての焦燥感もあります。
でも、人は人。自分は自分。
自分の境遇を恨むことなく、日々出来る事を積み重ねていくこと。
それを忘れなければ、きっと僕は何処でも成長していける。
根拠の無い自信ながら、少し落ち着いた自分がそこにはいました。
そんなわけで、アルバイトをもう少しの間だけ続けながら、
自分の目標に向かって頑張りたいと思います。
岩波書店
売り上げランキング: 45,962
入社?選択? [就職活動・再入学]
前回の日記を書いたのは5月31日だったんですが、
それを遡ること一日、5月の30日はとある会社での面接でした。
その面接により、採用か不採用かが決まる重要な面接。
その面接を受けるまでの自分は、その会社に採用されて、
今までとは違う生活が訪れることを考えていました。
それを、願っていました。
ところが。
面接でとある質問をされてしまいました。
「あなたは仕事の内容とお金、どっちに重きを置きますか?」
相手は自分の家庭状況を十分心得ているはずなのに
こんな質問をしてきた事に少々苛立ちを憶えながら、
素直に答えました。
「…本来ならば仕事の内容が大切だと思います。
ですが、今の自分の現状を踏まえた上で答えるのであれば、
お金です。」
我ながら変な答えを書いてしまいました(笑)。
でも、僕は上のように答えたのです。
面接は無事に終わりましたが、自分の中にはわだかまりが残っていました。
僕は前回のブログで、
納得のいかない場所に行くよりも、
納得のいく場所で精一杯仕事をした方がよい
という旨の記事を書きました。
まぁよく読めば当たり前のことなんですが、
上の質問をされ、帰路に着く間にずっと考えていました。
「…お金の為に、僕は働くのか。。。」
「…好きでもない職場で、好きでもない、したくもない仕事を任されて働くのか。。。」
好きなことをしていて、その中でイヤなことに直面しても、
好きなことをしている中での問題なのだから、
きっとクリアできると思います。
でも、嫌いなことをしていて、更にイヤなことに直面するとしたらどうでしょう?
そのとき、我慢したり誤魔化して仕事するべきだと言う人もいると思います。
でも、そもそも何故選べるのに嫌いなことをしているのか?
選べないから?
僕も選べないけれど・・・大学には戻りたい。
そうすると生活が変わると信じているから。
そもそもの話なんですが、僕が上に書いた会社の採用試験を受けたのは、
大学に戻るための学費+ある程度の奨学金が返済できる額
を貯金しておきたいからです。
ただ漠然とアルバイトばかりをしていても貯まるものは少しずつだし、
大学に戻れたとして、出る頃には同年代の友人たちがスキルアップしていることでしょう。
だったらスキルアップをしておきたい、と言う考えからでした。
ところが、このときの僕は戻るための本のひとつの寄り道のはずなのに、
そこで人生が決まるかのように考えていたのです。
友人に後からアドバイスされました。
「お金を貯めるためのことなんだから、
好きなことをすればいいじゃん。
たとえスキルがあろうがなかろうが、
大学を出たばかりの学生に何かが出来るとは思っていないよ。
戻った後とのことを考えるなとは言わないけれど、
順番が違うんじゃないかな?」
…そうかもしれない。
でもそれでいいのだろうか?
戻った後、出た後の世界がどうなっているのか、自分には想像が付かない。
延々と悩んだ後、ひとつの答えを出しました。
それは・・・また明日。
中退の重み [就職活動・再入学]
現在、就職活動をしています。
と書くと聞こえがいいのかもしれませんが。
僕は大学を中退しています。
理由は色々ありますが、自分のせいでそういう状況に陥ったので、
納得した上での中退です。
そしてその上で、ひょんなことから就職活動をしています。
とはいっても、運良く話を聞いて頂けた数社に対してですが。
自分の通っていた大学が、世間ではそれなりの有名大学であったため、
その影響力は公私問わずすさまじいものがありました。
学歴社会は崩壊した、、、とニュースや雑誌で話題になりますが、
実際は全く崩壊していない
というのが、自分や、周囲の友人、彼女さんの意見です。
いや、マスコミの言う様に、以前に比べてそれほど重視していないのかもしれません。
ですが、それはやはり企業に入ってからの話であり、
就職するまでのふるいに在籍している大学名が重視されることは否めません。
(実際、そんな話のほうが世間でも大多数だと思いますが)
「学歴よりも自分を見て欲しい」という人もいるかもしれません。
自分にはこんな能力がある、こんなことが出来ます、だから。。。
そういう人もいると思います。
でも、現実はとても残酷です。
中退だと、そもそも話を聞いてもらう機会がありません。
新卒として活動が出来なくなるからです。
高卒以上の学歴でOKな会社であればもちろん就職できます。
就職したい内容の会社であれば、就職すればいいと思います。
ただ問題なのは、
人間というのは非常にワガママで、
「就きたい仕事」
「就きたくない仕事」
というものがあります。
極端ではありますが、出来ることなら、
キツい肉体作業で来る日も来る日も働き続けるより、
ある程度の環境が整備されて、
仕事の内容も自分の興味があるもののほうが、
飽きませんし、スキルアップにつながると思います。
世の中には会社がたくさんあります。
バイトで様々な会社を渡り歩いてきた方は分かると思いますが(笑)、
「素敵だな」と思う会社もあれば、
「えぇ~・・・」と落胆するような会社もあります。
できるなら、前者に属したいと思いますよね?
僕は、「素敵だ」「快適だ」と思える社会の中で自分の力を発揮するほうが、
有意義だと思っています。
あまりいいところの無い会社に籍をおいたとしても、、
その中で自分を磨くことも出来る、、、という人もいると思います。
それもそれで良いと思います。
話を本筋に戻しますと、
今のように会社を選ぶこと、それが学歴があるかないかで大きく差が出ます。
もちろん大学によってその選択幅も変化しますが、
少なくとも中退よりは選択しやすくなる。
そういった事をこの数ヶ月で感じました。
僕がこういう境遇でもあるので、
中退を考えているという話を聞くと、胸が締め付けられる思いです。
その時の感情は様々ですので、詳しくは書き表せませんが。
取り留めの無い話を書いてしまいました。